湊 かなえ「山女日記」を読んだ

湊かなえって、あの「告白」の人だよなあ、「告白」も映画版のテレビCMしか見たことないけど、怖そう。あまり私は好きなタイプじゃないかも。と、思っていた。

たまたま会社の人に文庫の「山女日記」を借りたので読んでみたら、思っていた湊かなえ作品のイメージとだいぶ違った。面白かった。

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あらすじ

主人公の女性を中心にその家族、同僚などが代わる代わる話の中心になる。短編小説だけど、それぞれの物語の登場人物が少しずつかぶっていて楽しいやつ。主人公たちは、みんな「山女日記」というサイト(山の情報が集まるサイト)を見ている。そして、みんなそれぞれに悩みや問題を抱えている。

山に登る理由

悩んでいて、考え事がしたい。一人になりたい。そんな時に山はぴったりだと思う。黙々と歩いている歩いているときは、たとえ誰かといても一人になれる。ただただ足元を見て、前に進む。進まないと、どこへも行けない。頂上にもたどり着けない。私が山に登るのは、仲間と話したいから、美味しいご飯が食べたいからだ。でもぼんやり、その時気になっていることや、考えていることの続きを考えたりする。

リセットできるなにか

疲れたときや、落ち込んだとき、自分をリセットできるなにかを持っていることはとても大切だと思う。それが山であれ、本であれ、旅であれ、なんだっていいのだけど、「これがあれば大丈夫」というものがあると、少し楽になる。できるだけたくさん、持っていたいと思う。

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