好きなことは、言葉にしてみる

「やりたいことを言葉にすると、必ずそれを助けてくれる人が現れて、良い方向に物事が進む」と聞いたことがある。口に出したり、ノートに書いたり、人に話をしたりすると、そのうち誰かの助けを得て願いが叶うというものだ。いろんな人が言っているし、いろんな本に書いてある。

そんな夢みたいな話あるかいな、と思っていた。でも、それってもしかしたら本当かもしれない。「好きなこと」を話したことで、予想もしていなかった嬉しいことが起こったからだ。


■加速したオタク活動

突然だけど、私は関ジャニ∞のファンで、いわゆるオタクである。ファンだと公言し始めたのは1年くらい前から。好きになったのは2、3年前だけど、誰にも言っていなかった。まわりに興味のある人はいないだろうなと思い、ひとりで楽しんでいたのだ。「茶の間」と呼ばれる、ライブや舞台など直接会える場所には行かず、家で応援するスタイルのファンだった。

ところがある時、友達と話していたとき関ジャニ∞の話になり、思わず口を出した。今まで、まるで話をしたことがなかったので驚かれたけれど、一度話し出したら止まらなくなってしまった。

そのうち彼女はめきめきと知識をつけて、今では私の大切なオタク仲間になった。さらには、彼女の友達がライブのチケットを譲ってくれ、私もはじめてライブに参戦することができた。昨年のクリスマスイブのことである。

もし、私があの時、好きだと口にしなければ、私はこれからもずっとライブに行くことはなかっただろうし、オタク仲間を得ることもなかっただろう。言葉にした途端に、世界が急に広がったのだ。

 

◼︎加速した片付けたい欲

友達の部屋の片付けを手伝ったことがある。部屋を片付けたいと言う友達の言葉を聞いて、私もやりたいと申し出たのだ。これはいる?いらない?よく使う?と、話をしながら片付けた。

特になんの秩序もなく入っていたものを、種類ごと大きさごとにまとめていく。よく使うものは手前に、捨てないけどほとんど使わないものは奥に。簡単なことだけど、なかなか手にがつけられなかったりする。

片付けが好きだ。季節ごとの衣替えは、最初は面倒なのだけど、やりはじめると楽しくなってくる。ものがあるべき場所に収まっていると、とても安心する。

日常のちょっとしたストレスが積もり積もっていらいらになるので、「ちょっと使いにくいな」と思っているところを少し整理をするだけで、すっきりする。それがうれしい。「持っているのに活用できていないもの」を活用できるのも、楽しい。たとえば空き箱とか、紙袋とか、今は使ってないけどとってあるもの。部屋のなかに使えるものは、案外たくさんある。

もし、私があの時、片付けが好きだから手伝いたいと言わなかったら、私の「片付けたい欲」が人の役に立つことはなかった。言葉にした途端に、需要が生まれたのだ。

 

「好きなこと」が、いつ、何につながるのかわからない。「好きなこと」が、仕事になったらとても幸せなので、これからも好きなものは好きと言い続けようと思う。

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