5年ほど働いて学んだこと

働く上で、いろいろと学んできたことがある。働き始めたのは2012年からだから、たった5年くらいしか働いていないけれど、私の財産だなと思う。

■なんでも報告して!

販売員時代、研修で通った店舗の店長さんがいつも言っていたことだ。この教えのおかげで、いまの私がある。あの店に行っていなかったら、私は基本の基本ができない社会人になっていたと思う。

夕方のお買い物タイムには、レジに常に行列ができるような人気の店舗だった。店を回す時間帯責任者(店長か、社員か、リーダー格のアルバイト)は大変だったと思う。自分もせわしなく動き続けて、接客をし、なおかつアルバイトに指示を出す。

店長は、いつもみんなに「なんでも報告して!まず報告して!」と言っていた。その下のアルバイトの人も、同じことを言っていた。教えが浸透していたのだと思う。でも私は、その意味がよくわかっていなかった。


まだ入って間もない頃、倉庫での在庫整理を頼まれた。「30分までに終わらなかったら、すぐ戻ってきて報告して」と指示された。実際にやり始めてみると、なかなか大変で、時間までに終わりそうにない。キリの良いところまでやってから戻りたいと思い、30分を少し過ぎてから戻った。

そうしたら、すごく怒られた。時間内に終わらなかったからではなくて、私が戻って報告をしなかったからだ。私を怒ってくれた彼女は、「終わらなかったら、それを報告してって言ったでしょ。心配するから」と言った。

なんでも報告すること、とは、効率的に業務を遂行するために、誰がどこにいて何をしているのかを把握するのに必要だったのだ。心配するでしょ、のその一言で私はそれに気づいた。時間までに戻ってこなかったら、何かあったのかもしれない。報告がないと、作業がどこまで進んでいるかわからない。だから声をかけてほしい。そういうことだったのだ。

 

■気遣いの方法

販売員から本格的な会社員になった頃、上司に注意されることが多かった。パソコンの基本的な使い方は知っていたけれど、いわゆるビジネスマナー研修のようなものは受けていなかったので、知らないことが多かった。

例えば、メールの返信の仕方。CCがついていたらそれも含めて「全員に返信」にすること。エクセルのシートには、必ず名前をつけること。不要なシートは残しておかず、削除すること。エクセルファイルを保存するときは、一番左上のセルで保存すること。

受け取った側が、必要のないシートの確認をしなくて済むように、ファイルを開いたときに一番上から見られるように。相手のことを考えた仕事だなと思う。やっていない人も多いし、やらなくてもいい。ただ、私はそうすると自分も気持ちがいいので、今でも意識している。

1日に1,000通くらいメールを受信している忙しい上司だったけど、そのどれにも目を通して、なおかつ返信が必要なものには返信をくれた。さらにはいろいろと注意してくれて、ありがたかったなと思う。

 

働いていて、嫌だなと思うことも、理不尽だなと思うこともあったけれど、働きはじめに色々教えてくれたあの人たちに、ありがとうございますと言いたい。

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