図書館や本屋が好きだ。本がたくさんあるということだけでなくて、人間観察も楽しい。大人から、子供まで、いろんな人がいる。熱心に机に向かって勉強する学生、大人。楽しそうにひたすら本を並び替える子ども。いろんな人がいる。
今は、たまたま見つけた八戸ブックセンターが気になっている。本屋さんだけど、図書館のような、地域に根ざした市営書店。
話題になるには、デザインが大事だなと思う。何がしたいのか明確なこと、どう見せたいかが明確なこと、それを最適な方法で見せていること。そうすると、そこがどういう場所なのか伝わる。
■八戸ブックセンター
方針1 本を「読む人」を増やす
方針2 本を「書く人」を増やす
方針3 本で「まち」を盛り上げる
八戸に「本好き」を増やし、八戸を「本のまち」にするための、あたらしい「本のある暮らしの拠点」というコンセプトに基づき、3つの基本方針を定め、それに則った施策を実行していきます。
ミッションがきちんと示されていて、それに基づいて施設が作られているのが、すばらしい!小説などを書くための専用スペース「カンヅメブース」があったり、館内にハンモックがあったり。本の棚も、「知へのいざない」「人生について」「フェア棚」「本のまち八戸」とかなり個性的なジャンル分け。
全部が、完璧!と思っていたら、numabooksの内沼さんが関わっているそうで。そりゃそうだ、いいわけだ。下北沢の本屋B&Bを作った人で、いつも遊び心たっぷりの仕事が好きだな。
自治体がこれまでやってきた取り組みを、こういう形で見せるっていいな。ああ、行ってみたい、八戸。