最近のほっこりエピソード

「ああ、少しは英語がわかるようになって良かったな」とか、「来て良かったな」と思うことがよくある。忘れたくないのでまとめておきます。

ちいさな優しさが身に染みる

こちらの電車は、ひとつのプラットフォームに行き先の違う、異なる路線の電車がやってくる。だから、よく注意していないと、乗り間違える。それをこの前やってしまって、途中で気がついた。

確認すると、数駅戻らなくてはいけなかった。いつも気をつけているのに、お腹が空いていて早く帰りたいときに限ってやってしまう。自分に腹を立てながら、次の駅で降りて反対方面の乗り場に向かった。

走っていくと、電車はもう来ていて、ちょうどドアが閉まったところだった。ああ、あと少し間に合わなかった。諦めて次の電車を待とうとスピードを緩める。すると、ガチャッと音を立ててドアを開けた運転手さんが「Come on! Quick!」と言ってくれた。日本では、特に東京ではまずない。こちらではそれが普通なのかもしれない。でも、少し落ち込んでいた私には、それがとても嬉しかった。小さな気遣いが、染みた。手短に「Thank you!」と答えて車内に滑り込んだ。

偶然はそこら中に転がっているらしい

トラム(市内を走っている路面電車)に乗っていたときのこと。隣の席に座っていたおじいさんに、「ニーハオ!」と声をかけられた。私に話しかけているとは思わなくて、何も答えずにいたら、「Sorry」としゅんとした声が聞こえてきた。ああ、私か、と気がついて「I’m not Chinese! I’m Japanese!」と答えた。するとおじいさんは堰を切ったように、そうなの!?日本のどこ出身!?日本には4回行ったことあるよ!孫がいるんだ!と嬉しそうに話し出した。

オーストラリアでは、知らない人同士でも話をするから、話しかけられることがよくあるよ。とは聞いていたけども、私はこれがはじめての体験だった。聞くと彼の息子さんは日本人女性と結婚して、今は日本で暮らしているらしい。京都、日光、熊本なんかも行ったけど、奈良がベストだよ、と言うのが印象的だった。

日本のことを好きだと言ってくれるのは嬉しいし、つたない英語でも、会話できたことが嬉しかった。最後に「さよなら」を教えて、トラムを降りた。

 

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