変な人になりたかった

※写真と本文は全く関係ありません。

大学生の頃、私は「変な人」になりたかった。「変わってるね」と言われたかった。誰ひとりとして全く同じ人なんていないのに、「私は平凡だ、何も面白いところがない」と鬱々としていた日々だった。自信がなくて、とにかくもがいていた。私がなりたかったのは誰だったんだろう?

会社員時代は、毎日同じ時間に起きて、同じ電車に乗って、同じ場所で、同じ仕事をしていた。明日のことはなんとなくわかっていた。安定はしていた。でもふと気づくと、ぬるま湯に浸かりすぎて手がふやけている感じだった。

今は違う。なんとかそこから逃げ出して、ここまできた。でもちょっと気をぬくと人と同じことをしようとしてしまう。その方が安心だから。でも、そうじゃない。

メルボルンでゼロから街のことを知り、ゼロから友達を作り、全部ゼロからやり直している。毎日に必死すぎて、来月住む場所や今週の給料のことばかり考えている。でも同時に、その少し先のこともぼんやりと考えている。

それはいいことか悪いことか?といえば、どちらかというと、いいことだと思う。安定はしていないけど、トライ&エラーというか、やってみて少しずつ軌道修正しながら進んでいる感じ。

答えなんて誰も教えてくれないし、将来どうなるかなんて誰にもわからないけど。変な人にはならなくていい。今は、私が納得できる私になりたい。

 

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